2019年9月27日の練習(10)

練習の折り返し地点も近く、第九はもちろん前プロの練習にも力が入っています。全体練習では、まず、前プロの「鍛冶屋の合唱」と「メリー・ウィドウ・ワルツ」をやりました。「鍛冶屋」は、イタリア語に片仮名が振ってあるのですが、それを追うより原語を「ローマ字読みで追った方が早い!」といったアドバイスもあって、言葉の問題はクリヤーできそう。加えて「鍛冶屋」は、とても威勢のよい曲で練習に元気が出ます。打って変わって「メリー・ウィドウ」は二人の愛の告白のシーンで歌われる曲。歌詞は日本語なのですが、しっとりとした美しい表現がとても手強く感じます。 第九は重点を絞った練習が続いています。今日は、655小節以下の二重フーガの部分とそれに続く730小節練習番号Rの部分を練習しました。Rの部分では「走らないように!」との指導があり、オケがどんなテンポで演奏しているかをピアノで確かめたうえで繰り返し練習。要所では細部にわたりしっかり指導が入りますが、内田先生の軽妙な話術に笑顔が絶えない明るい雰囲気の練習が続いています。

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