2023年8月11日の練習(2023-5)~引き続き言葉・発音を確認しながら~

 今日からは本拠地コスモホールに戻っての練習です。お盆の前で出席状況が心配でしたが、いつも通り沢山の方が出席し、初心者、準備体操、発声、全体、パートのフルメニューで引き続き歌詞の言葉・発音を確認しながら練習しました。
 初心者練習では、内田先生から「いきなり音を正確になんて言いません。言葉を追っていきましょう」と前回練習した595小節から626小節までを通して歌った後、先に進み631小節から650小節まで丁寧に言葉・発音、リズムを確認しながら練習しました。
*631小節では、「2分音符が1拍だから半白でstürztを言わなくてはいけない」と、stürztの「個人練習10回!」
*「ここは大変だが、言葉の切り方が大事」と、特にwelt?、zelt!、wohnenの後を指摘。「wohnenの次に休符があり、合唱もオケも音を出さない、この緊張感が大切」
*650小節以下「ここからは曲として美しいが、演奏で美しく歌うのが大変なところ」など
 発声練習に続く全体練習前半では初心者練習同様前回やった595小節から626小節までの復習からスタートし、昨年、指揮者の栁澤寿男先生から「難しい」とお話のあったIhr stürzt(631小節)以下を練習しました。
*「いま細かくやらなくていいが、ここは強弱の幅がとてもあるところで、劇的なところです」
*631小節のstürztに関して初心者練習と同様な指摘があり、「あきらめずに一生懸命言いましょう」
*639小節以下で「Such‘ ihn über’mのüber’mにクレッシェンドが付いている。そこからだんだん大きくするのだからそこまでは小さい。現状über’mで大きくなってしまっている」
*646小節のwohnenはきちっと切る。
*650小節以下、アルト「ピアニシモで難しいところ。ごく弱くではなくごく小さく。距離感から言うととても遠くから聞こえて来るしっかりした強い声です。しっかり声を出して!」
*「前回来てくれた高橋宏典さんは、フロイデ シェーナー ゲッターフンケン・・・とerを巻かないで口語調で歌った。どちらでもよいが、かつてこの合唱団でも巻かずに歌ったことがあったが馴染めなかった。指揮者の意向であのような歌い方になることもあるので承知していて」など
 パート練習は、全体練習でやったところを中心に練習。男声は、前回の全体練習で飛ばした男声合唱(411小節~431小節、マーチ)について、最初にテノール1、テノール2、バスのパート分けを行って集中的に練習しました。
 全体練習後半は、男声がパート練習の成果を披露してスタート。続いて練習番号M、Nを練習し、631小節から654小節以下の二重フーガまでを通して歌い練習を終わりました。
*男声合唱につい「急いではいけないがもっと前に進む感じを」
*595小節以下では「男声のSeid umschlungenとてもカッコイイが、先を見越して声を残しておく」など。
 前プロのナブッコ「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」の楽譜も揃い、いよいよ練習フル回転です。

初心者練習は大ホールのステージで内田先生、ピアノ山口先生

今日も準備体操で体をほぐして
原先生による発声練習は呼吸法から
全体練習は大ホールのステージで、内田先生、ピアノ山口先生
ソプラノは小ホールで原先生
アルトは大ホールのステージで髙橋先生
男声は練習室で内田先生