2023年7月21日の練習(2023-2)~本格練習がスタート~

 今日から本格練習です。7時から始まる初心者練習には早々参加者が集まり、定刻には練習室がほぼ一杯の状態に。手始めに歌詞を音読してスタートです。ドイツ語が初めての方には、楽譜のドイツ語に振られたフリガナを追うのが精一杯だったかもしれませんが、指導の内田満先生の巧みな話術と「歌えないのが普通です。心配しなくても大丈夫です。当日は暗譜ですがめげずに頑張りましょう」との言葉に勇気百倍。
 続いて7時半からまず体操で体をほぐしてから発声練習です。担当された髙橋喜久子先生から最初に『「歌は息」という言葉があり、歌を歌うのに一番大切なのは「息」です』として呼吸法について解説があり、入念に発声練習をしました。
 内田先生による全体練習は、最初に発会式の初練習で歌った練習番号Mをやってから第4楽章冒頭部分に戻って練習しました。Mの練習では、一度歌ってみてから全員で歌詞を音読して確認。「何を歌っているかが分かる」を一つの目標にしましょうとのお話がありました。冒頭部分については、第1~第3楽章が否定されて「おお友よ 、その調べではなく・・・」とバリトンソロが歌い出すところについて解説があり、216小節以下について久保順平先生がバリトンソロを歌い、264小節までを練習しました。
 パート練習では、女声(ソプラノ、アルト)、男声(テノール、バス)に分かれてそれぞれ髙橋先生、久保先生のご担当で、発声練習と全体練習でやったところの復習をやりました。
 締めくくりの全体練習では冒頭内田先生から「練習は初心者に合わせます。ベテランの方は復習だと思って取り組んでください」との話があり再びMの部分を練習しました。また、youtubeの「なかにし礼」さん訳の日本語による第4楽章の演奏について、意訳だがおおよそこんなことを歌っていると分かりますので聞いてみてくださいと紹介がありました。
 練習は今回を含めて演奏会当日まで24回、12月3日までの2023第九の旅です。大いに楽しみ、頑張っていきましょう。
<連絡事項>
■ 次回(7月28日)の練習会場は「あいとぴあ臼田」です。お間違えのないようにしましょう。
■ 昨年参加された方でネームホルダー(ケース)が使える方は、中身を入れ替えますのでご持参下さい。

大勢が参加して内田満先生による初心者練習がスタート
全体練習は準備体操で体をほぐしてから
「歌は息」と髙橋喜久子先生による熱のこもった発声練習
内田満先生による全体練習では要所要所で第九の解説が
女声パート練習は、今回は大ホールでソプラノ、アルト一緒に髙橋喜久子先生 ピアノ伴奏は山口朋子先生
男声(テノール、バス)パートは練習室で久保順平先生