2019年12月1日(日)第19回演奏会は成功裏に終了しました。皆さんお疲れ様でした。
前プロでのソリストの皆さんの熱演、そして高らかに響き渡る「歓喜の歌」にご来場の皆様の中には感動に涙したと述懐される方や、体育館を揺るがすパワーに圧倒されたと語られる方もあって、素晴らしい演奏会になりました。佐久室内オーケストラの皆さんとともに成功を祝いたいと思います。
7月26日の発会式の初練習以来、前日のゲネプロまで22回の練習を重ねて迎えた演奏会本番、お一人おひとりに様々な思いがあろうかと拝察しますが、とりわけ初参加の皆さん、ご感想はいかがでしょうか。
この間、練習後半初日の10月11日の練習が終わり、「さあいよいよ」と思った翌12日に襲来した台風19号によるコスモホールの被災とそれによる長期休館。正に青天の霹靂でしたね。急遽練習会場を野沢会館に変更して迎えた18日の練習日。演奏会がどうなるか不安になられた方も多かったのではないかと思います。
そのような経過を経て実現した本演奏会は、本拠地コスモホールを出て初めての演奏会。しかも会場は音楽環境の整わない体育館。会場設営に始まり運営面でも様々な制約、不便がある中での開催であり、とりわけ寒さと音響については大きな不安でした。迎えた当日は12月としては暖かな日和に恵まれ、音響についても冒頭のご来場の皆様のご感想にある通りで、不安を吹き飛ばす快演です。今台風により被災された団員におかれては、多くの困難を超えての演奏会でしたが、これまでの練習と各自の努力、頑張りが素晴らしい結果を生みました。
台風惨禍、『このような時にこそ、勇気と希望の「第九」!』
指揮者の石毛保彦先生、全体練習指導の内田 満先生、パート指導のソプラノ髙橋喜久子先生、アルト花里玲子先生、テノール・バス久保順平先生、ピアニストの山口朋子先生、そして本演奏会実現に当たりご尽力くださったコスモホールをはじめ関係の皆様に感謝しつつ、お互いの頑張りを讃え合おうではありませんか。そして次回また「歓喜、感動」をご一緒できるようこの1年頑張りましょう!