2025年8月29日の練習(2025-6)~前プロの練習スタート~
練習も6回目を迎え、ブロックごとの基礎練習はクライマックスの二重フーガから曲の終盤に向かうつなぎの部分に取り組むとともに、前プロ曲の練習もスタートしました。全曲一当たりまでもう一息です。頑張りましょう!
練習メニューはいつも通り初心者練習、準備体操、発声練習、全体練習、パート練習、まとめの全体練習です。
初心者練習は、二重フーガを終えた練習番号R(730小節~)から入り、814小節まで練習しました。
全体練習は、最初に前プロ曲「オレンジの花は香り」をやって第九の練習に入り、初心者練習同様練習番号Rから814小節までを練習しました。

初心者練習は、練習番号Rから762小節では「(738小節~)アルトにだけクレッシェンドがあります」「リズムはそんなに難しくないので、言葉か音かどっちか今、確実にしていきましょう」「初めての方、何でもいいから声を出して」「できることを今やりましょう。間違えてもいいです」…
練習番号S(795小節)から803小節は、言葉で読んでみて発音を確認して練習。「テンポは速いですが言葉としては既に何回も出ています」、ソプラノとテナーについて「元のメロディはこれです」、全体について「早く行きたい気持ちは分かるが、冷静に」「was die Modeからもっと突っ込んで。ピアノから始まってクレッシェンドだんだん大きくと書いてあります。was die Modeをしっかり歌いたいからです」「(strengについて)was die Modeのdeを早く切って浮いた時間に(strengの)stを入れる」…



全体練習は前プロ曲「オレンジの花は香り」について、楽譜のどこを歌うのかの説明を受けながら音取りをしました。「今日は言葉はいりません。音が取れればいいです」「指揮者がどんなテンポでやっても付いていけるように」「すこしずつやっていきます」…
第九については、最初に二重フーガ(655~729小節)から762小節までを歌って練習番号R(730小節)に戻り、746小節まで小節の頭の音だけを出して歌ってみました。「最後のBrüderに向かって、まだかまだかと頭だけでも先に行くような感じで。早く出るという意味ではなく」「(738小節~)アルトだけクレッシェンドがあります」「Such’(742小節)からzelt(745小節)まで皆同じ音です。オーケストラも同じ音です」「Such’から(全パート)クレッシェンドです」「über’m(743小節)、Sternenzelt(744~745小節)のように言葉の間に休符が入っている場合は一つの言葉であることを意識して。ブレスはしない」、Brüder!(745~746小節)について「スフォルツァンドです」「もっと一生懸命」「兄弟よ!と言っているので愛情をもって」…
748~762小節では、「同じ音をまた出すのは結構大変なんです。一回ごとにこれでいいか、いいか、とやらないと締まりがなくなってしまう」…
練習番号Sに入って795~803小節では、「ピアノではあるがしっかり」「言葉を強く」…
810~814小節では、「ベースもうちょっと明るい音楽に」…
795~814小節を全体で通して歌って「ベートーヴェンの壁はぶつかって簡単に壊れる壁ではない。楽をして歌えるほど生易しくはない」「もっと一生懸命に!何回も歌っている人もいる、初めての人もいる、でも同じなのは一生懸命だということを一緒しましょう」…


