第22回佐久第九演奏会(2024第九)の発会式と合唱初練習を行いました
2024(令和6)年7月12日(金)コスモホールで第22回コスモホール佐久第九演奏会の発会式及び合唱初練習を行いました。
午後7時30分から始まった発会式では、主催者の佐久市文化事業団の日向猛事務局長さんと実行委員会の出浦修身委員長さんのあいさつに続き合唱指導の先生方、指揮者の栁澤寿男先生、佐久室内オーケストラ、ソリスト、実行委員の紹介などがありました。
日向事務局長さんは「皆さんが主役となる市民創作型の事業を積極的に進めて行きたいのでご協力を」と話され、出浦委員長さんは、これまでの佐久第九の経過をたどり、昨年は次なる目標の30回に向けて新たな第一歩を踏み出したこと。今年は「第九」が生まれてから200年の節目の年。世界中で200年歌い続けられてきた名曲。魅力は皆で歌い切った後の感動と皆で一緒に歌える歓びにあるなどと話され、「演奏会まで長丁場だが初心者の皆さんには一緒に練習する中で皆で歌えるようになりましょう」と呼びかけました。
合唱指導の先生方は、前回同様、合唱指導:内田満、パート指導:ソプラノ 原晴子、アルト 髙橋喜久子、男声(テノール、バス)久保順平、ピアニスト:山口朋子の各先生です。
指揮者の栁澤寿男先生は前々回、前回に引き続き3回目。マエストロがどのような第九を紡ぎ出してくださるか楽しみです。
佐久室内オーケストラについては小池公夫団長(実行委員会副委員長)さんが、「栁澤先生は普段プロのオケを指揮されている。アマチュアとお付き合いいただけることを大変うれしく光栄に思っている」「先生の指導に応えられるように頑張りたい」などと話されました。
ソリストはソプラノ竹花摩耶さん、アルト飯森加奈さん、テノール井出司さん、バリトン高橋宏典さんです。高橋さんは佐久第九初登場です。
前プログラムについてはヴェルディのオペラ「椿姫」より「乾杯の歌」とレハールのオペレッタ「メリー・ウィドウ」より「メリー・ウィドウ・ワルツ」の2曲と発表されました。
発会式後は、昨年の第21回演奏会の第四楽章をCDで聴き、休憩をはさんで合唱初練習。最初に髙橋先生のテンポのよい指導で発声練習をしてから内田先生による合唱練習に入りました。第四楽章208小節から山口先生のピアノが高まり、久保先生がバリトンソロを高らかに響かせて練習がスタートしました。初練習とあって、内田先生からは「今日は間違ってもよいからどんどん声を出して」「初めての方は上手な人の隣かできれば前で、正しい音程でよい声が聞こえてくると歌いやすいです」「自分のパートを歌おうとしないで、ラララでもよいから合唱に参加している気持になりましょう」などなど、ユーモアたっぷりのお話に笑顔が絶えない初練習となりました。
いよいよ『「第九」200年。奏で、歌い、聴く歓び!』へ2024佐久第九(第22回演奏会)がスタートです。
合唱団は、初めての方もベテランも今日から約5か月の第九の旅です。練習は今日を含めて本番当日まで25回。日々の暮らしをやりくりしての旅ですから大変なこともあろうかと思います。助け合い、支え合いながら頑張りましょう!
さあ ご一緒に「歌う歓び」と「歓喜・感動」の旅へ!