2022年11月18日の練習(16)~練習は本番モードへ~

 今日は、ウオーミングアップ、発声練習の後、演奏会当日までのオーケストラ、合唱団のスケジュールが示され、本番のステージがはっきり捉えられるようになり、いよいよいよいよ練習は最後の仕上げの段階です。関連で今日の全体練習はステージで行いました。これは、これまでの観客席に広く分散した状態では同じパートや他のパートの声が聞こえにくく練習がしにくいということからです。発声練習の後、ステージに広がりできるだけ間隔を取って行いました。また、いつも余り声が出ない状態でフィンランディアをやっているので順序を逆にしてまず第九をやり次にフィンランディアを練習しました。
 第九は、練習符号R(730小節~)からです。繰り返し練習する中で、内田先生からは「今日本番までの日程が出ました。丁度1か月前です。1か月前からは暗譜月間です・・・」とのお話しがあり、練習は本番モードへ。練習符号S(795小節~)では、「うんとしゃべりましょう」「もうちょっと興奮状態で」「最後のMenschen!は、気持ち良いからと余り伸ばさない」、「(851小節~)栁澤先生早かったです。こういう所ほど気持ちはクール、冷静に。速さに惑わされて音程とかを適当にやらない」「オーケストラが下降する音階がある時(917小節)にエネルギーをためておいて、オケの動きに呼応してFreude(918小節)と出る」などの指摘がありました。
 フィンランディアでは、通して歌った後、「余り細かいことを考えなくても、自分の気持ちを素直に出すような歌い方で十分だと思います。気をつけるところはクレッシェンド、それに最後の長い所、勢い、スピードを落とさない」「自分の感覚でこの曲の合唱部分の一番の山はここだというところが明確になるとよい」「絶対人の後に歌わない。皆が同じテンポで。テンポは指揮者が指示する」「アラルガンド(208小節)で車で言ったらブレーキがかかる」「koittaaは伸ばさない」など。
 パート練習では、第九、フィンランディアともにポイントを絞って重点的に練習しました。
 今後の練習は、合唱団単独の練習が3回、合わせ練習2回とゲネプロです。この27日(日)からはいよいよ合わせ練習(オケ合わせ)です。一回一回の練習が大切です。欠かさず出席するようにしましょう。なお、合わせ練習の会場は2回とも当初と変更になっていますのでご注意を!今後のスケジュールはコチラ

初めてステージに上がっての全体練習。とても歌いやすい!
パート練習でみっちり!ソプラノは小ホールで竹花摩耶先生
髙橋喜久子先生の一言一言に全集中!アルトは大ホールステージ
テノール、バス一緒に練習室で久保順平先生の気迫のこもった指導