2022年10月14日の練習(11)~自分だけで頑張らず みんなで~

 今日は11回目の練習。合唱団単独の練習は12月16日の22回までですのでいよいよ後半です。
 いつも通り最初に体を動かし、発声練習をしてからフィンランディアに入りました。通しで歌った後、ブロックに分けて練習。内田先生からは、「暗譜するとは言いませんけど、(楽譜を)見ないで歌える人が出てくるといいかな。まだ他人事みたいなんです。この歌が!」、155小節の「『maa』ははっきり言い切って」、練習見出しOからについては、その前の196小節からのピアノ演奏を聴き、「何で弾いてもらったかというと、(203小節以下の合唱で)このテンションを受け継いでほしいからです」とのお話。「maa」は、oi synnyinmaa(おお 祖国よ)で前段の区切りです。言葉の意味やこの曲がどのようにできているかをもう一歩深めたいです。
 第九は練習見出しMからの練習です。595小節以下について「最初は友よと歌い始めますね。最初の部分は同志(気心の知れた人)に向かって歌いますが、ここからはMillionen幾百万の人々に向かって歌います。この部分しっかり歌って」、「男声(595小節)のSeid umschlungenあたりは努力しなくても出てしまうところですが、その努力していないのが見えてしまいます」、「603小節からの女声のSeid  umschlungenは595小節からの男声のSeid  umschlungenに対抗するなどと思わないように。女声が柔らかく包み込むようにしたいです」「ganzen Welt!」は男性と一緒(ff)になりましょう」「自分だけで頑張らない。みんなで頑張りましょう」「611小節と619小節のBrüder!(兄弟よ!)はもっと豊かに」「ベースは、上がどうしても出なかったら裏声でもいいです、それも出なかったら休み・・・でも挑戦しましょう」・・・今日も笑いを誘う巧みな話術に引き込まれて楽しいうちにも沢山の課題、宿題をいただきました。
 ポスター、チラシも出来上がり、チケットの販売もスタート。ゴールまで残すところ2か月、頑張っていきましょう。

全体練習
全体練習
男声パート練習