2022年9月23日の練習(8)~言葉の意味理解を手掛かりに~

 いよいよ練習も中盤です。今日も軽く体を動かした後、発声練習を行い全体練習へ。まずは前プロのフィンランディアの練習です。前回の集中練習を踏まえて全体を通して歌った後、「ブロック単位でパート毎に練習した上で全員で歌う」を繰り返しました。練習の終わりに内田先生から「暗譜を目指します!」と宣言されて一同「ドキ!」そしてザワザワ・・・・。その後、「暗譜で歌うような気持ちでやらないと本番でどうしても楽譜をしっかり見てしまう」「ほとんど暗譜していて、でもちょっとコワイから楽譜を持っている位にならないと」「暗譜する位で是非お願いします」とのフォローがあって一安心。「目標は暗譜」で頑張りましょう。
 続く第九の練習では、まず練習見出しR、730小節から762小節まで、742小節以下では「飛び出た方がいましたが、出た声はよい声です。出る人、遅れる人があって両方間違いですが、どうせ間違えるなら飛び出す位がいいです。本番だけは・・・」、「lieber Vater wohnenはもっとつなぎましょう」のお話。
 次に練習見出しS、795小節以下では、「初めての方、ここはとても入りにくいのでよく指揮を見ていて、いつでも入れる状態にしておいて・・・」、809小節からのalle Menschen~では、「プロのような声で」「(ソプラノ)音程が上がって苦しい人の中にはビブラートがかかりすぎの人も。もう少し清らかな、まっすぐな声で・・・」など。
 休憩、パート練習後の後半最初のフィンランディアでは、「伸ばすことが多いが、ただ(拍数を)数えて伸ばしているような気がする。次につながる伸ばしなのか、ここで一旦閉じる伸ばしなのか、(区別するように)」「この言葉で何を言っているのか分かっている方が表現の手掛かりになると思う。少し分かると分かった分だけ表現に幅ができる」などのお話がありました。
 最後に第九の練習見出しRから終わりまで通して練習を終わりました。

全体練習30分前からの初心者練習は大ホールのステージで
ソプラノパートは小ホールで
アルトパートは大ホール客席で
男声パートは練習室で